2012年1月21日土曜日

居ない方が2

「居ない方がマシその2」と言えば、やっぱりうちのマンションのエレベーターのおじさんでしょう・・・もちろん良い人もいるので全員とは言いませんけどね。

住民の顔を覚えて、その階を押すだけがその仕事であり、しかも1フロア2軒なのだから、そんなに難しい事ではないはず・・・

なのに、10回中1回は私達を真下の韓国人と間違え、その階のボタンを押す彼ら・・・
そして、それに気付かず、その韓国人ファミリーの家の鍵をガチャガチャと開けようとし、怪訝な顔の奥さんにドアを開けられる私・・・カギだって歪むし、通報されたらどうすんのよ・・・

それが面倒なので、自分でボタンを押そうとしても、彼らの聖域なので、激しく抵抗し、触らせてくれない・・・
ならば、せめて階の名前を英語で聞きとってくれたらいいのに、殆どの人がマラティー語しか分からない・・・

そして、彼らがいるが為に、面倒な事が沢山・・・まず、

① 下でもう1台のエレベーターのおじさんとおしゃべりしているときには、
ボタンを押しても2台とも上がって来ない・・・仕方がないので、2台ともボタンを押して待ってると、おしゃべりをやめた二人が同時に上がって来て「2台呼ぶな」と文句を言われる・・
(上から覗いてみると、しゃべっているのが見える・・・)

こんなステッカーまで最近登場した・・



② お昼休みや、お茶の時間で交代だったりすると、
途中まで上がってきたエレベーターが、うちの階を目前に下がって行ってしまう・・・
(↑↑これ発狂する)

③ 急いでいるときに限って交代の時間と重なり、押してもいない階に止まり、交代の際に雑談・・

④ 彼らの鼻歌を聞かなくてはならない・・・鼻歌ならまだいいけど、お昼休みの直後は、
必ずと言っていいほど、巨大なBurpをお見舞いされる・・・・

⑤ 彼らが居ないとエレベーターが動かないように設定されているので、2台あっても朝や夜、
さぼってる時間にはエレベーターは1台しか動いてない・・・
しかも、優劣のはっきりしているインドだけに、この2台目のエレベーターは、
荷物を持ってる人用であり、1台目より完全に「身分が低く」、狭いしあまり綺麗とは言えない・・

(ちなみに、以前間違って3台目のエレベーターに乗ってしまったことがありますが、使用人の人達や、ゴミ専用だったため、臭いもひどく、新築だと言うのに天井もぼろぼろ剥がれ、エレベーター全体が粗大ごみのようだった・・・)


そして、おじさんの話に戻りますが、彼らは、こっちがしないと挨拶すらしない・・・
エレベーターの中に椅子を持ち込み、座ったままで「0階」のボタンを押し、
立たないと届かない「」ボタンは押そうともしないので、朝の忙しい時なんかは、
本当にイライラ・・・

ところがっ!!

大抵、私と子供達だけが乗るので気付かなかったのですが、ある日途中階でスーツ姿の男性が乗ってきた・・・途端に彼は立ちあがって


「Good Morning Sir!」


あ、挨拶したぁ~~!!しかも、荷物のお手伝いまでしてるではないか・・!!

まだまだ男性優位の社会のインド・・・彼らにとっては、女・子供にご挨拶なんて、
きっとプライドが許さないのでしょう・・・

しかし、やっぱり10月はやってくる・・・ディワリのシーズンは毎年やってくる・・・
10月も半ばを過ぎると、彼らがわざわざロビーまで追いかけて来て、

「Good Morning Madam:-) How are you?❤❤」


プ・・プライドは・・・・??女・子供には挨拶しないんじゃないの?


友人のアパートのエレベーターは臭いがひどくて、お子さんの気分が悪くなって学校に遅れてしまったと言ってたし、別の友人宅に遊びに行った時には、おじさんがボタンに突っ伏して寝ていたため、ボタンが押せなくて乗り換えを余儀なくされたりと、問題はうちだけではないようなのですが、雇用を作り出すと言う点では仕方ないんでしょうね・・・


だからと言って、ディワリの前だけご挨拶なんて・・・
挨拶がお金目当ての犯行だなんて・・
やっぱり分かりやすくて嫌っ!!



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